今回もリビング用の4Kテレビのお話です。

「U9H」シリーズは、Hisenseの4K液晶テレビのフラッグシップモデルです。
今トレンドとなっている「Mini LEDバックライト」と「量子ドット」を搭載しています。
リビング用に「U9H」の75インチが欲しくてずっと狙っていますが、まだなかなか簡単にポチっとできる価格ではありません。
他のメーカーの75インチ「Mini LED」&「量子ドット」モデルと比較すれば、Hisenseはかなりお安くなっているんですけどね・・
2022年12月現在で、24万円程度(楽天でポイント、クーポン含む)となっています。
ところが、Webでいろいろ見ていたところ、REGZAの「量子ドット」搭載モデル「Z770L」が「Hisense U9H」と近い価格で販売されているではありませんかっ!
75インチ
・Hisense 75U9H 24万円程度
・REGZA 75Z770L 26万円程度

うーん。よく見るとこれはなかなか悩ましいですよっ!
ワンサイズ下げるとさらにコスパ感が高まります。
65インチ
・Hisense 65U9H 17万円程度
・REGZA 65Z770L 18万円程度
これまた悩ましい状況に・・

わたしはコスパに負けそうだわ!
ということで、「Hisense U9H」と「REGZA Z770L」を比較してみました。
「Mini LED」×「量子ドット」なのか?
「Hisense U9H」は「Mini LED」×「量子ドット」を搭載していますが、「REGZA Z770L」は「量子ドット」は搭載していますが「Mini LED」ではありません。
エリアごとにバックライトをコントロールする機能は付いています。
「REGZA Z770L」はここでコストを抑えているようですね。
| Hisense U9H | REGZA Z770L | |
| Mini LEDバックパネル | 〇 | × |
| 量子ドット | 〇 | 〇 |
REGZAでも「Mini LED」×「量子ドット」を搭載しているモデルはありますが、価格がグッと上がります。⇒ REGZA 65Z875L
Mini LEDとは
従来の液晶テレビよりも小さい極小サイズのLEDバックライトを数多く敷き詰めることで、 細部までメリハリのある、明るく高コントラストな映像を実現するというものです。
量子ドットとは
バックライトから出た光の波長を「量子ドット」技術によるナノサイズの半導体素子で変換することで、従来の液晶テレビよりもはるかに純度の高い3原色を作り出し、現実に近い鮮やかな色彩を再現するというものです。一言でいうと「発色が良い」ということです。
チューナー数
「REGZA Z770L」は「タイムシフトマシン」が搭載されています。
地デジ番組を最大6チャンネルまるごと録画できます。
そのため地上デジタルチューナーは通常の3つにタイムシフト用の6つを加え9つもあります。
この機能はなかなか魅力的ですね!毎日録画設定で苦労している妻が喜びそうです。
| Hisense U9H | REGZA Z770L | |
| BS 4K/110度CS 4Kチューナー | 2 | 2 |
| 地上デジタルチューナー | 3 | 9 |
| BSデジタル/110度CSデジタルチューナー | 3 | 3 |
映像エンジン
Hisense U9H
最新の映像エンジン「NEOエンジンPro」を搭載しています。
フラッグシップモデルです。
REGZA Z770L
新開発の映像エンジン「レグザエンジンZRⅡ」を搭載しています。
上位クラスのエンジンとして、「レグザエンジンZRα」や「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」があるという位置づけです。
音響
スピーカーはどちらも力が入っていますね。
どちらも立体音響技術「Dolby Atmos」に対応しています。
イネーブルドスピーカーは、天井の反射を利用して高さ方向の音も表現することで3次元の立体サウンドを作り出します。
REGZAのトップツィーターはイネーブルドスピーカーと同様のもののようです。
| Hisense U9H | REGZA Z770L (65インチ) | REGZA Z770L (75インチ) | |
| フルレンジ | 2 | 2 | 4 |
| ツィーター | 2 | 2 | 2 |
| イネーブルド | 2 | – | – |
| トップツィーター | – | 4 | 4 |
| ウーファー | 1 | 1 | 1 |
| 最大出力 | 70W | 60W | 60W |
比較表
| Hisense U9Hシリーズ | REGZA Z770Lシリーズ | ||
| 画面サイズ | 75V/65V ※以下仕様は65V | 75V/65V/55V ※以下仕様は65V | |
| 高画質 | 映像処理エンジン | NEOエンジンPRO | レグザエンジン ZRⅡ |
| Mini LED | 〇 | ー | |
| 量子ドット | 〇 | 〇 | |
| 放送映像処理 | AI放送映像高画質処理 | 地デジAIビューティZRⅡ | |
| ネット映像処理 | A I ネット映像高画質処理 | ネット動画ビューティZRⅡ | |
| 超解像処理 | AIオート画質調整 AIシーン別超解像処理 AIモーション別超解像処理 3段階超解像処理 | 超解像技術 クラウドAI高画質テクノロジー おまかせAIピクチャーZRⅡ | |
| 輝き復元/エリア別処理 | 輝き復元Pro/エリア別適正露出復元 | リアルブラックエリアコントロール | |
| ノイズ処理 | 高精細ノイズ処理 | 4K/地デジノイズクリア | |
| カラーマネージメント/広色域 | 64色軸色彩コントロール/広色域対応 | 広色域量子ドット カラーリマスター | |
| 美肌高画質 | 美肌リアリティーPro | 美肌フェイストーンZRⅡ | |
| 倍速パネル | 〇 | 〇 | |
| ノイズ低減/残像感軽減処理 | クリアモーション | ||
| H D R 対応 | HDR10+ Adaptive Dolby Vision IQ H D R 1 0 / H L G | HDR10+ Adaptive Dolby Vision IQ H D R 1 0 / H L G | |
| H D R 再現処理 | H D R 再現処理 | HDR復元PRO HDRオプティマイザー HDRリアライザー | |
| チューナー数 | 4K衛星放送 | 2 | 2 |
| 地上デジタル | 3 | 9 | |
| BS・110度CSデジタル | 3 | 3 | |
| 高音質 | 高音質技術 | Eilex PRISM/Eilex Focus/Dolby Atmos/Dolby Aucio 7スピーカー立体音場システム サブウーファー | 重低音立体音響システムZ Dolby Atmos オーディオキャリブレーション レグザサウンドプロセスVIR |
| 音声最大出力 | フルレンジ(10W+10W) ツィーター(10W+10W) サブウーファー(20W) イネーブルド(5W+5W) 70W | 2Wayメインスピーカー(10W+10W) トップツィーター(5W+5W+5W+5W) ウファ―(20W) 60W | |
| 便利機能 | プラットフォーム | VIDAA | |
| 動画配信サービス | Netflix、Prime Video、Disney+、YouTube、dTV、ABEMA、U-NEXT、Hulu、DMM.com、SPOOX、Paravi、Rakuten TV | Netflix、Prime Video、Disney+、Net.TV、YouTube、dTV、ABEMA、U-NEXT、Hulu、Tver、DMM.com、SPOOX、Paravi、Rakuten TV、NHK+、WOWOWオンデマンド | |
| ゲームモード | ゲームモードPro | 瞬速ゲームモード | |
| スマートスピーカー対応 | ー | 〇 | |
| タイムシフトマシン | ー | 〇 | |
| 録画機能 | 現在番組/番組指定/日時指定/簡単連続録画 チャプター機能 | はじめにジャンプ/ざんまいスマートアクセス/おまかせ録画/シーン・出演者/レグザナビ/簡単連ドラ予約/Wマジックチャプター/タイムシフトリンク/レグザリンク・シェア | |
| U S B ハードディスク録画 | 〇 | 4Kダブルチューナーウラ録 BSも地デジも3チューナーW録 | |
| 同時録画機能 | BS/CS/地デジ(3チューナー)2番組同時録画 | 地デジ番組を最大6チャンネルまるごと録画 BS/CS/地デジ(2チューナー)裏番組同時録画 | |
| 入出力端子 | HDMI入力端子 | 4 | 4(eARC/ARC ) |
| HDMI 4K入力対応 | HDMI2.1×2(VRR/ALLM/eARC) | 3840×2160:120P/60P/30P/24P、4096×2160:60P/30P/24P | |
| ARC対応 HDMI2.1規格対応 | eARC/ARC対応(HDMI入力2のみ) | 4K120P(HDMI入力端子1、2のみ)、VRR(HDMI入力端子1、2のみ)、eARC(HDMI入力端子2のみ)、ALLM | |
| ビデオ入力端子 | 1 | 1 | |
| 光デジタル音声出力端子 | 1 | 1 | |
| ヘッドホン出力端子 | 1 | 1 | |
| USB端子 | 2(USB2.0対応×1、USB3.0対応×1) | 4(タイムシフトマシン専用2/通常録画専用×1/汎用×1) | |
| LAN端子 | 1 | 1 | |
| サイズ | 本体寸法(幅×高さ×奥行)スタンド含むcm | 145.2×91.4×30.0 | 145.3×86.5×26.2 |
| 本体質量(スタンド含むkg) | 31.5 | 30.5 | |
| その他 | 年間消費電力量(省エネ基準達成率) | 220kWh/年(66%) | 256kWh/年(57%) |
※異なるメーカーの機能を私の予想で並べたものですので、誤りがありましたらご容赦ください。
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まとめ
本当はリビングに75インチがほしいところなのですが、ワンサイズ下げて65インチにすると価格が大きく下がります。
大きさをとるか価格をとるか・・この価格差には負けそうです。。
最新のテクノロジーである「Mini LED」&「量子ドット」はぜひ手に入れたいところです。「Hisense U9H」は、同社の液晶テレビのフラッグシップモデルで、「Mini LED」&「量子ドット」を搭載していますが、価格が抑えられており非常にコスパの高いモデルとなっています。
Hisenseは中国のメーカーですが、映像エンジンには東芝の技術が入っているというところで、安心感もあります。
「REGZA Z770L」は、「量子ドット」を搭載していますが、「Mini LED」は搭載していません。代わりに「タイムシフトマシン」を搭載していて、これまたコスパ感が高まるモデルとなっています。
リビング用ですので、録画機能は重要な位置づけとなります。「REGZA Z770L」のタイムシフトをはじめとする充実した録画機能は大変魅力的です。
「Mini LED」&「量子ドット」搭載の「Hisense U9H」にするか、「量子ドット」&「タイムシフトマシン」搭載の「REGZA Z770L」にするか・・とても迷いますね。

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