4KテレビをPCモニターに! REGZA C350X、M550L、Hisense A6H(E6H)、E6K、E7Hを比較してみよう

4Kテレビ

このブログでは、格安4KテレビをPCモニターとして利用してみよう!ということで、最適なサイズと思われる43インチを中心に紹介しています。

以前は24インチのPCモニターを利用していましたが、コロナ禍でテレワークが多くなり、デュアルモニターにしようと考えて物色していたところ、格安4KテレビがPCモニターとして利用できることに気が付きました。(ちょうど自分の部屋にテレビも欲しかったので一石二鳥。)

3年くらい前にハイセンスの4Kチューナー内蔵テレビ「43U7F」を購入。43インチはPCモニターとしてとても使い勝手がよく、これ1台でマルチディスプレイのように使用しています。テレビとしてはたまに見る程度ですが、きれいな映像に満足しています。3年ほど経った現在でも、毎日使用していますが、特に故障等もなく満足している状況が続いています。

さて、最近の43インチ4Kチューナー内蔵テレビの状況はどんな感じになっているのか、ちょっと気になったので調べてみました。

以前調べた2020年発売開始のREGZA 43C350Xは現在でも売れ筋となっているようですね。とても長い期間売れ続けています。

REGZAでは2022年発売開始の43M550Lも手ごろな価格になってきています。どうせ買うなら新しいモデルがよいですね。

私が購入したHisenseはどうでしょう?
新しいモデルですと2023年発売開始の43E6Kが安価で購入できるようです。
43A6H(43E6H)、43E7Hあたりも価格的に視野に入ってきます。

以上のモデルを私が3年ほど前に購入した43U7Fと比較してみたいと思います。

画像関係

映像エンジン

製品ごとの、搭載されている映像エンジンとそれに備わる高画質機能は以下のとおり。

製品映像エンジン高画質機能
Hisense 43U7FNEOエンジン 2020高精度信号処理、高精細ノイズ処理、エリア別高精細復元、テクスチャー復元、HDR再現処理、ワイドビューアングル、バックライトブーストフィルム、自動画質調整
Hisense 43A6HNEOエンジン Lite4K復元、AIネット映像高画質処理、HDR再現処理、エリア別クリア復元、クリアノイズ処理、テクスチャー復元、自動画質調整
Hisense 43E6KHI-VIEW エンジン LiteAIネット映像高画質処理、4K復元、AIオート画質調整、美肌リアリティ、フレームジャダー低減
Hisense 43E7HNEOエンジン ProAIネット高画質処理、AI放送高画質処理、AIオート画質調整、美肌リアリティーPro、3段階超解像処理、AIシーン別超解像処理、AIモーション別超解像処理、輝き復元Pro、エリア別適正露出復元、HDR再現処理plus、高精細ノイズ処理、テスクチャー復元、4K復元、HDMI入力自動画質調整
REGZA 43C350Xレグザエンジン Power Driveネット動画ビューティLE、4KビューティX、美肌リアライザー、地デジビューティX、4K/地デジノイズクリア、4K/地デジ精細感復元、カラーテクスチャー復元、おまかせオートピクチャー、HDRオプティマイザー
REGZA 43M550LレグザエンジンZRⅡ超解像技術、美肌フェイストーンZRⅡ、超解像/地デジAIビューティZRⅡ、ネット動画ビューティZRⅡ、クラウドAI高画質テクノロジー、カラーリマスター、HDRオプティマイザー、おまかせAIピクチャーZRⅡ、グローバルディミング、HDRオプティマイザー、HDR復元PRO、HDRリアライザー

REGZAのレグザエンジンは画質の良さで定評があります。「レグザエンジン Power Drive」はエントリーモデル、「レグザエンジンZRⅡ」はハイエンドモデルの位置づけとなります。

Hisenseは、2018年に東芝の映像ソリューション部門を傘下に収め、レグザの伝統を受け継ぐ映像エンジンとなっています。「Lite」が付くのはエントリーモデル、「Pro」が付くのはハイエンドモデルの位置づけとなります。

ゲームモード・HDR対応

PCモニターとして利用する場合、操作の遅延を緩和する「ゲームモード」の機能が搭載されているほうがよいと言われていますが、今回の製品はいずれも「ゲームモード」機能が搭載されています。

製品ゲームモードHDR対応
Hisense 43U7FゲームモードHDR10 & HLG
Hisense 43A6HゲームモードHDR10 & HLG
Hisense 43E6KゲームモードHDR10/HLG/Dolby Vision
Hisense 43E7HゲームモードProHDR10/HLG/HDR10+/HDR10+Adaptive/Dolby Vision/Dolby Vision IQ
REGZA 43C350X瞬速ゲームモードHDR10 / HLG HDR
REGZA 43M550L瞬速ゲームモードDolby VISION IQ/HDR 10/HLG HDR/HDR 10+ (HDR 10+フォーマット対応)

チューナー

チューナーの数は価格に影響してきます。PCメインの使用であれば、最低限のチューナー数のほうがコスパよく購入できると思います。チューナ数が多ければ複数録画が可能となります。

製品BS 4K/110度CS 4K地上デジタルBSデジタル/110度CSデジタル
Hisense 43U7F133
Hisense 43A6H122
Hisense 43E6K222
Hisense 43E7H233
REGZA 43C350X122
REGZA 43M550L233

音質関係

エントリーモデルは、いずれも7Wのフルレンジスピーカが2つ搭載されています。音質は意見が分かれるところかと思います。PC側で多少こだわったスピーカーシステムを持っているのなら、引き続きそれを使用すればよいですが、テレビを見る際はテレビのスピーカーで聞くことになります。HDMIで接続することになるので、PC側の音をテレビのスピーカーで聞くこともできます。

製品音声最大出力スピーカー構成高音質機能
Hisense 43U7F14W(7W+7W)フルレンジ×2eilex PRISM、eilex FOCUS、ダイレクトサウンド、DOLBY AUDIO、Clear Sound、自動音量制御
Hisense 43A6H14W(7W+7W)フルレンジ×2eilex PRISM、eilex FOCUS, ダイレクトサウンド, 自動音声モード, DOLBY AUDIO、Clear Sound、自動音量制御
Hisense 43E6K14W(7W+7W)フルレンジ×2Eilex PRISM、ダイレクトサウンド、自動音声モード、DOLBY AUDIO、VIRフィルター、Clear Sound、自動音量制御、サウンドリマスター
Hisense 43E7H40W(10W+10W+20W)フルレンジ×2/サブウーファー×1シネマサラウンド、eilex PRISM、eilex FOCUS、ダイレクトサウンド、 DOLBY ATMOS、自動音量制御、サウンドリマスター
REGZA 43C350X14W(7W+7W)フルレンジ×2レグザパワーオーディオシステム、レグザサウンドプロセスVIR、音像補正技術、クリア音声、おまかせサウンド
REGZA 43M550L20W (10W+10W)フルレンジ×2レグザパワーオーディオシステム、オーディオキャリブレーション、おまかせAIサウンド、レグザサウンドプロセスVIR、クリア音声

VOD

4Kテレビでは、テレビ放送のほか、様々な動画配信サービス(VOD)を利用することができます。

製品搭載VOD
Hisense 43U7FNetflix/YouTube/ Disney+/Amazon Prime Video/ABEMA/hulu/dTV/U-NEXT/DMM.com/スカパー! on demand/TSUTAYA TV/Rakuten TV/Paravi/ひかりTV 4K
Hisense 43A6HNetflix/Amazon Prime Video/Disney+/Youtube/Abema TV/hulu/dTV/U-NEXT/Rakuten TV/Paravi/DMM.com/SPOOX
Hisense 43E6KNetflix/ Amazon Prime Video/ Disney+/ Youtube/ DAZN/ FIFA+/ ABEMA / Hulu / Lemino/ U-NEXT/ NHK+/ TVer/ Rakuten TV/ WOWOWオンデマンド/ FOD/ Net-VISION/ SPOOX
Hisense 43E7HNetflix/Amazon Prime Video/Disney+/YouTube/ABEMA/Hulu/Lemino/U-NEXT/NHK+/TVer/Rakuten TV/WOWOW オンデマンド/FOD/Net-VISION/DMM TV/SPOOX
REGZA 43C350XNetflix/Amazon Prime Video/Disney+/Net-VISION/YouTube/Lemino/ABEMA/Hulu/TVer/DMM.com/U-NEXT/Paravi/SPOOX/Rakuten TV/NHK+/WOWOW オンデマンド
REGZA 43M550LNetflix/Amazon Prime Video/Disney+/Net-VISION/YouTube/Lemino/ABEMA/Hulu/TVer/DMM TV/U-NEXT/Paravi/SPOOX/Rakuten TV/NHK+/WOWOW オンデマンド/FOD

入出力関係

PCモニターにはディスプレイポートが搭載されていますが、4Kテレビには一般的には搭載されていないので、HDMI端子に接続することになります。

最近の製品は、Bluetooth対応になってきていて、ワイヤレスヘッドホンなどを接続することができます。

製品HDMI入力端子HDMI4K入力対応ARC対応ビデオ入力端子光デジタル音声出力端子ヘッドホン出力端子USB端子LAN端子無線LANBlue
tooth
Hisense 43U7F4HDMI2.0b
18Gbps
HDMI入力1のみ1112(USB2.0対応×1、USB3.0対応×1)1IEEE802.11ac
/a/b/g/n
Hisense 43A6H3HDMI2.0b
18Gbps
HDMI入力1のみ1112(USB2.0×2)1IEEE802.11ac
/a/b/g/n
Hisense 43E6K3HDMI 2.1×2
HDMI 2.0×1
eARC/ARC対応(HDMI入力2のみ)1112(USB2.0×2)1IEEE802.11ac
/a/b/g/n
Hisense 43E7H4HDMI2.1×2(VRR/ALLM/eARC)HDMI2.0bx2eARC/ARC対応(HDMI入力2のみ)1112(USB2.0対応×1、USB3.0対応×1)1IEEE802.11ac
/a/b/g/n
REGZA 43C350X33840×2160:60P/30P/24P、 4096×2160:30P/24PHDMI入力1のみ1112(録画専用1/汎用1)1IEEE802.11a
/b/g/n/ac
REGZA 43M550L43840×2160:60P/30P/24P、4096×2160:60P/30P/24PeARC/ARC(HDMI入力2のみ)1112(録画専用1/汎用1)1IEEE802.11a
/b/g/n/ac

価格

2024年2月の時点で価格を見てみますと、エントリーモデルである、Hisense 43A6H、43E6K、REGZA 43C350Xは5万円以下で購入できそうです。(楽天で、獲得ポイント・クーポンを含む価格で比較)

中でも、Hisense 43A6Hは一番安価となっていて、4.5万円程度となっています。

大型のPCモニターと4Kテレビが同時にこの価格で手に入ると考えると、お買い得感があります。

性能が高めのHisense 43E7H、REGZA 43M550Lは6万円程度で購入ができそうです。PCモニターとしての利用だけでなく、4Kテレビとしても充実した性能が欲しい方にはこちらがおすすめかと思います。

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「Hisense 43A6H」 価格比較リンクへ

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